英単語が簡単に覚えられる!重要語源のまとめ【port】編

英語解説
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どうもツヅリです。この記事では、単語を学ぶときに役立つ重要な語源と、その語源を含む重要単語を解説します。

今日のテーマは「運ぶ」を意味する語源”port”です。まずはこの語源の詳細をみていきましょう。

重要語源”port”の意味

この語源”port”は、「運ぶ」という意味を持っています。それもそのはず、portはラテン語で「港」の意味を持っています。今でもこの意味はそのまま持っていますね。

昔、ものを運ぶ手段は海上輸送が中心でした。なので、「港」→「ものを運ぶ場所」→「運ぶ」という意味になったと考えられます。

重要語源”port”を含む重要な単語

英語の勉強をしているとわかりますが、”port”を含む重要な単語ってたくさんありますよね。覚えておけば得するものばっかりなので、ざっと覚えてしまいましょう!

portable

port「運ぶ」+able「できる」=portable「ポータブルな、携帯可能な」

になります。そのままですね。ところで、able「できる、可能な」も重要かつよく見る語源ですよね。portableを覚えれば2つの重要語源を一気に理解できるので、かなりお得です。

import

in「中に」+port「運ぶ」=import「輸入する、インポートする」

外国のものを「国の中に運ぶ」のが「輸入」ですよね。ちなみに、inのnがmになっているのは、直後の文字がmだからです。

important

import「中に運ぶ」+ant「~の性質の、~の状態の」=important「重要な」

「え、importとimportantって関係あったの?」と思われたそこのあなた、そうなんです。動詞importに、動詞を名詞や形容詞に変える接尾辞(単語の最後についているもの)であるantをつけるとimpotantという単語が出来上がります。

なぜそんな意味になるのでしょうか?

ヒントはimport「輸入」です。「輸入」という動作の理由を考えると、importantという単語の成り立ちが分かってきます。「大事なもの」が、自分の国で手に入らない場合、外国から買ってくる必要があるわけですね。

だから、important「輸入をするほどの性質のもの」は「重要なもの」なんです。

export

ex「外に」+port「運ぶ」=「輸出する」

importが理解できれば、これを理解するのも簡単でしょう。物資を国の「外に運ぶ」ことは「輸出」するということですね。

support

sub(sup)「下から」+port「運ぶ」=support「支援する、支える」

supportの成り立ちについては、この画像を見てもらうとわかりやすいかもしれません。

たくさんの人が集まって、下からみこしを持ち上げて、おじいさんを運んでいます。まさにおじいさんを支えているわけですね。下から持ち上げて運ぶことは、「支える」ことにつながるのです。

そんなわけで、subとportがくっつくとsupport「支援する」という意味になります。

ちなみに、この場合のsubは後ろに続く文字がpなので、supに変化しています。

重要語源”port”の解説まとめ

この記事では重要な語源”port”について解説しました。語源も、そこから派生する単語も非常に重要なものが多いので、しっかり覚えておいてくださいね。

この記事では特に重要な単語を5個紹介しましたが、もっと詳しく知りたい方は以下の「英単語の語源図鑑」を読んでみることをおすすめします。当然port以外の語源についてもたくさん載っているので、あなたの単語力、そして英語力がゴリゴリ上がること間違いなしです。

ちなみにこの参考書は使い方が非常に大事なので、この記事で解説しています。買う前でも買った後でも、一読していただくと効率が上がります。

それでは、よい英語ライフを!

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