【英語参考書】「1億人の英文法」と「英文法の鬼100則」を徹底比較!

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どうもツヅリです。この記事は、英語の参考書、「1億人の英文法」と「英文法の鬼100則」を徹底的に比較する記事です。

共通点として、どちらも認知言語学という言語学の考え方を使って書かれていて、かなり評判のいい参考書です。皆さんも書店で平積みされているのをよく見かけるのではないでしょうか。

ただ、内容的に違う部分もかなりたくさんあるので、この記事では特徴を比較しながら解説していきます。

まず簡潔に表現すると、2冊は以下のような特徴を持っています。

1億人の英文法➡イラストが多め。読みやすい。軽めの雰囲気。
英文法の鬼100則➡文字が多め。解説が丁寧。お堅めな雰囲気。
それでは、項目別に比較していきます。
「英文法の鬼100則」については、個別にレビュー記事を書いているのでこちらもチェックしてください!

内容の比較!「1億人」の方がイラスト多めで少し軽め。「鬼100則」は文字多めで少し重め。

まずは内容の比較です。それぞれの良い点、悪い点について紹介していきます。

「1億人の英文法」中身の一例

「1億人の英文法」中身の一例

「1億人の英文法」の良い点

「1億人の英文法」はカラフルでイラストも多く、読みやすいのが特徴です。分厚い見た目の割にはスラスラ読めます。文法項目、用法ごとに例文も豊富なので、受験勉強やTOEICだけでなく、会話の上達にも役立ちます。

「1億人の英文法」の悪い点

イラストが多いことはメリットでもあるのですが、人によってはデメリットにもなるかも。著者の大西先生が自分で描いたというイラストは若干癖が強く(ちょっとキモい)、ニガテな人もいるかもしれません。

文章も時々主張が強かったり謎のギャグを飛ばしてきたりするので、そういうのが嫌いな方は「英文法の鬼100則」の方がおすすめです。

 

「英文法の鬼100則」中身の一例

「英文法の鬼100則」中身の一例

「英文法の鬼100則」の良い点

文字の分量が多めで、解説もしっかりしています。また、文法現象が「なぜそうなるのか」の部分についての解説が「1億人の英文法」に比べても丁寧です。普段から文字だらけの本(新聞とか新書とか)を読みなれてる人であれば、こちらの方が合うはずです。

「英文法の鬼100則」の悪い点

文字が多めなので、人によっては説明が堅苦しく、長ったらしく感じられるかもしれません。また、内容的に「1億人の英文法」よりも学問的な内容に近く、すでにある程度文法が分かっている人じゃないと、読んでもイマイチ頭に入ってこない可能性があります。

対象読者レベルの比較!どちらも高校生以上なら使えるが、内容的には鬼100則の方がちょっと難しめ

次は対象となる読者のレベル感についてです。

どちらも基本的な英文法を網羅的に解説している本なので、大学受験、TOEIC対策、社会人の学び直しなど広いレベルに対応しています。

注意点として、鬼100則の方が内容および解説が難しいので、高校レベルの英文法を一通りやった後の方が理解がしやすいと思います。

まとめとして、

【対象となる英語レベル】
1億人…高校1年生~
鬼100則…高校2,3年生~

上記のレベルだと、理解しやすいと思います。

値段の比較!値段はどちらも同じ!鬼100則のKindle版は100円安い

最後は大事な値段についての比較。

「1億人の英文法」「英文法の鬼100則」、どちらも税込みで1980円で同じ値段です。本としては少し高く感じるかもしれませんが、内容が語学なので古くなって使えなくなることもありませんし、辞書的な使い方もできるのでコスパは良いと思います。

鬼100則の方はAmazonでKindle版も売っていて、税込み1881円と書籍版よりも100円ほど安いです。「とにかく安く買いたい!」という人はこちらでもいいかもしれません。

なお、辞書的に使うのであれば手元に置ける紙の方が便利です。最初から最後まで通読するのが目的であれば、紙と電子どちらでもいいと思います。

「1億人の英文法」「英文法の鬼100則」徹底比較まとめ

これまでご紹介した内容をまとめた表が以下の通りです。

上記のように、2冊それぞれの特徴としては

1億人の英文法➡イラストが多め。読みやすい。軽めの雰囲気。
英文法の鬼100則➡文字が多め。解説が丁寧。お堅めな雰囲気。
となります。値段はどちらも同じです。
「1億人の英文法」の方がイラストが多く、ライトな内容で早めに読み終えることができるので、時間が無い方におすすめです!
一方で、「英文法の鬼100則」の方が文字多めで解説も丁寧なので、文字の方が理解しやすい方、時間のある方にはおすすめです!
ご購入は以下のアマゾンリンクからどうぞ!
それでは、よい英語ライフを!
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